『聖師伝~出口王仁三郎の生涯』

 編纂:大本教学院
 翻刻編纂:飯塚弘明

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   【凡例】

●本書は昭和28年(1953)4月16日に天声社から発行された『聖師伝』(大本教学院・編纂)に若干の編集を加えた翻刻版です。
●送り仮名を現在一般的に使われている用法に修正しました。
●読みやすさを考慮して、一部の平仮名を漢字や片仮名に適宜置き換えました。
●ルビは底本は総ルビですが、本書では必要最小限にとどめました。
●注記を適宜挿入しました。[※ ]内がそうです。
●巻末の「出口聖師年譜」は底本に収録されているものに若干の修正を加えています。

翻刻編纂 飯塚弘明

 連絡先 oni_do@ybb.ne.jp
  東京都墨田区石原3-22-6-401
  王仁三郎ドット・ジェイピー
  http://onido.onisavulo.jp/

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   はしがき

 大本は開祖出口なおと聖師出口王仁三郎の二人を教祖として仰いでいるが、開祖と聖師の二人の伝記を知れば、大体「大本とは何か」ということが理解されるのである。それで本書は聖師の御生涯を略述したものであるが、さきに発行された「開祖伝」と是非併せて読むようにしていただきたい。

 聖師の御活動は世の多くの宗祖や教祖といわれる人々とは著しく異なっているというより、むしろ型破りのものであり、しかもその全生涯は波乱重畳の劇的場景に富んでいるので、神人出口王仁三郎の全貌をほうふつさせることは、こうした小さな書物ではとても出来るものでなく、またその人を得なければ出来る筈のものではない。それにはかえって教団外の人の筆による方がいいかも知れない。

 開祖伝はこれまでに数種類発行されているが、聖師伝としてはまだまとまったものは紹介されていない。本書が世間におくる最初の聖師伝である。これによって聖師の略伝と大本の大要を知っていただければ幸いである。

 終りに本書の編纂にあたって大本教学院長出口伊佐男氏の種々有力な助言を与えられたことを感謝する。

昭和二十八年二月
編者 桜井重雄